「兵庫県で暮らし働くこと」をテーマに開催!(甲南大学経済学部)

投稿日2022.3.3

地域の魅力や活躍されている方を紹介

2021年8月25日(水)、甲南大学経済学部で、石川路子教授が担当されている「地域政策ワークショップⅠ」の時間をいただいて、ビジョン課職員が「兵庫県で暮らし働くこと」をテーマに講義を行いました。

受講者は経済学部学生(2回生以上)45名。対面とオンラインのハイブリッドで開催されました。石川教授から、「学生たちに、地域のさまざまな課題を理解したうえで、その解決策を学生独自の目線から考えていくことを学んでほしい」という想いを受けて、兵庫県内の地域の魅力や地域で活躍されている方の具体的な事例も交えてお話しました。その説明も踏まえ、兵庫県で暮らすこと、働くことを考えるグループワークに取り組んでいただきました。

グループワークと発表!

学生の皆さんには熱心に授業を聞きグループワークに取り組んでいただき、大変興味深いご意見をいただくことができました。ありがとうございました!

この講義を通じて、少しでも地域に興味を持ってもらって、働き方の視野も広げてもらえたならうれしいです。

テーマ1 兵庫県の五つの地域のうち、住むとしたらどこに住みたい?

神戸・阪神地域

・交通の利便性がよい
・神戸は全国に知られているブランドである
・都市は災害のリスクが大きい

播磨地域

・若者が多く、自然とのバランスが取れている
・交通の便がよくないのがネック

但馬地域

・スキーができる
・城崎温泉にいける
・綺麗な海など自然が豊か

丹波地域

・自然が豊かで、都会に近い田舎である

淡路地域

・観光が盛んで、観光ビジネスを行うことができる
・特別感がある 
・明石海峡大橋を渡るしか島に渡る手段がない。大阪からも渡ることができれば良い 
・企業が少ない

その他の意見

・沿岸部は、地震や津波などの自然災害が心配

テーマ2 どんな仕事に魅力を感じた?どうやったら兵庫の魅力的な仕事の情報が届く?

魅力を感じた仕事

・勤務地に縛られない働き方がしたい。
・やはり安定した大手の企業が良い。
・観光や農業など地域活性化に資する仕事がやりがいを感じる。
・自分の出身地域を盛り上げてくれる活動を応援したい。
・古民家再生の仕事に興味を持った。型にはまらない、自分でDIYができることに魅力を感じた。
・グリナリウム(淡路島で観光と農業を結び付けた事業を行う企業)のような働き方に興味を持った。
・ワークライフバランスを重視する。

情報発信の方法

・県のサイトではなくSNSなどで発信すべき。
・短い動画にするなど気軽に情報収集できる発信方法が望ましい。
・創業者のストーリーを知りたい。

出前講座の概要

兵庫県計画課では、兵庫のビジョンを共有し、一緒に未来を考える機会として出前講座を実施しています。社会潮流を知り、さまざまな未来の可能性について学び、自分たちの将来を考える機会として、ご活用ください。詳細は以下のリンクからどうぞ!

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