「2050年の姿と実現への道すじ」をテーマに開催!(神戸大学大学院工学研究科)

投稿日2022.3.3

技術系の院生の皆さんと議論

2021年5月28日、神戸大学大学院 工学研究科で「ビジョン出前講座」を開催。織田澤利守教授のご協力をいただき、土木工学、交通工学、都市計画などを専攻する40人の院生の皆さんにご参加いただきました!

グループワークと発表!

グループワークでは、2050年の姿と実現への道すじについて検討していただきましたが、都市や田舎の姿、暮らしの姿、持続可能な社会システムなど、難しい課題にどれも夢のあるビジョンを設定して、しっかり笑いも取りながらインパクト満点の発表をしていただきました。あの短い時間でさすがです!院生の皆さん、追加のアイデアなど出てきましたら、ぜひ教えてください。ありがとうございました!

発表のキーワード

1班 BE HYOGOを目指して

・「BE KOBE」じゃなく「BE HYOGO」
・リニア級の公共機関をつくる
・それぞれに地域特性を!学園都市、カジノ、スポーツチーム、ビジネス、自然

2班 2050年日本 二度目の人口爆発

・家族や子育ての時間を増やすため、徹底的にテレワーク
・子育て・教育費などの家庭支出は、子どもの人数に応じて国(国民)全体で支える
・高齢者の健康や仕事のスキルを国全体でサポートし、高齢者に子育て等も支えてもらう

3班 人口増にフォーカスしない農村の形態の維持

・徹底したDXで一次産業の固定概念を払拭 農村の魅力も向上させる
・一時的な副業として成立つ仕組みで 定住しない人口も農業に活用
・そこに農業関連企業が集積 農業城下町を形成

4班 兵庫が目指す都市構造 分散✕集中

・広い兵庫のなかに5つの広域地域拠点を形成
・各圏域は、それぞれの特色や文化を継承しながら、他の圏域とも連携し発展
・圏域内の個々のまちはコンパクトに纏まりインフラを充実 最適な分散と集中を図る

5班 持続可能性を支える強靭な基盤 SDGsを確かな価値へ

・持続可能性を評価する投資指標を確立
・単なる理想から、資本主義にもとづく経済合理的なリスク管理へ
・キーになる革新技術 人材育成への投資 人の経済行動を見据えた官民連携による戦略

6班 イノベーションと実験都市

・人口を適度に分散・集中 兵庫に人がくるインセンティブ
・独自の専門分野を発展 核になる圏域に高度な研究機関・企業を集積(災害医療等)
・交通などインフラ投資を加速 高度圏域と観光・農村・工業地帯が相互に知識の発展

7班 都市部と過疎部の境界がなくなる

・「都市がうらやましい」「田舎はちょっと」がなくなる
・リモート・AIを徹底活用 農村の機能役割・自然の魅力を浸透 移住定住を支援
・自動運転やリニア新幹線を駆使 田舎での快適な暮らしを実現

8班 過疎地域にカジノができたら

・新たな観光資源を起爆剤に 産業や雇用を発展 交通ネットワークの充実を図る
・カジノができたら・・・空港、地下を利用した高速道路・鉄道など交通網整備
・観光客が増加、大規模ホテル、商業施設が充実、地域経済が発展

詳細はこちら(神戸大学大学院サイトのPDFが開きます)

出前講座の概要

兵庫県計画課では、兵庫のビジョンを共有し、一緒に未来を考える機会として出前講座を実施しています。社会潮流を知り、さまざまな未来の可能性について学び、自分たちの将来を考える機会として、ご活用ください。詳細は以下のリンクからどうぞ!

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