令和5年3月8日(水)に、南あわじ市広田地区公民館にて、淡路地域ビジョンをテーマに、地域で活躍する方の取組や地域への思いなどを共有する「淡路くにうみ夢フォーラム」を開催しました!
日時:令和5年3月8日(水)14:00~16:30
場所:南あわじ市広田地区公民館
プログラム:第1部 地域づくり活動応援事業(ビジョン推進チーム)活動報告会
発表団体:淡路米山ため池保全ネットワーク(環境保全)、コミュニティスペース
エモラボ(地域づくり)、志童サポートクラブ(子どもの健全育成)、
鶴澤友吉会(伝統文化)
第2部 パネルディスカッション「わたし×2050年の淡路島」
○コーディネーター
兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科教授 山本 聡
○コメンテーター 淡路県民局長 藤原 祥隆
○パネリスト 鶴澤友吉会 木田 朱美
アクアヴェルデAWAJI 豊田 公隆
あめつち農園 塩田 宏紀
コミュニティスペースエモラボ 江本 暁宣
参加者:地域づくり活動応援事業助成団体(ビジョン推進チーム)38名、一般38名、 来賓・委員等 6名
第1部
ビジョンの推進に一緒に取組んでいる地域づくり活動応援事業採択団体による活動報告を行いました。和太鼓を通して、子どもの技術育成や地域文化の振興に取組む団体、特定外来生物の駆除に取組む団体など、各分野の4団体にそれぞれの取組について発表いただきました。
第2部
パネルディスカッションでは、「わたし×2050年の淡路島」をテーマに、4名のパネリストと意見交換を行いました。移住された方、伝統文化を継承されている方、持続可能な農業に取組まれている方、地域福祉に取組まれている方それぞれの観点から、淡路地域への思いなどについて熱いお話を伺うことができました!その中で、「まず活動している自分たちが楽しむ」というお話は、地域活動に取組まれている全ての人に通じるものだと思い、とても印象に残りました。
参加者意見「2050年どのような淡路島になってほしいか」
・シニア、大人、子どもの3世代が魅力を持てる、感じられる淡路島
・地域住民のつながり、移住者とのつながりを大切にし、みんなで助け合える元気いっぱいの淡路島
・ポジティブ思考の“環”が広がる淡路島
・“今、流行の淡路島”+“自然・伝統の淡路島”
・全ての地域が活き活きとした淡路島
・自然と人が共生し、海と山がつながる島で、食の恵みがあふれ、人と人がゆとりを持って暮らせる島
・住む人も訪れる人も楽しんでいる淡路島
・一次産業が活気あふれ、関係産業や関係人口の増加等でにぎわいのある島
・それぞれに助け合い、共に課題解決に向かえる島(自助・共助・公助のバランスがとれた地域へ)
・3K(環境・健康・観光)で明るく元気で安全な淡路島
・自分のやりたいことを楽しんでできる。そして、それを支えることができる島
・これから生まれてくる子どもたちが「好きやねん!」という島
・少子高齢化を嘆くのではなく、高齢者が元気で生きがいを持って活き活き暮らせる島
・放棄農地のない花いっぱいの島 ・若者が自由、活発に活動できる島
最後に
「2050年にどのような淡路島になってほしいか」を付箋に書いて参加者を含め全員で共有しました。参加者からは、「これからの淡路島について考えるきっかけになった」「淡路島の色んな課題や現状を知れて勉強になった」等の感想がありました。
聞くのがメインでしたが、みなさん、適宜メモを取ったりするなど、真剣なまなざしで聞いていました。それぞれの今後の活動に活かしていただけるとうれしいです。