12月21日、洲本実業高校1年生を対象に「淡路地域ビジョン出前講座」を行いました。
対 象:洲本実業高校1年生
人 数:120名
淡路地域を取り巻く課題や現状、ビジョンについて統計資料を用いて解説し、クイズを交えてお話ししました。大変熱心に聞いていただきました。
その後、2050年の淡路島の将来像と実現に向けたアイデアを考えるグループワークを行いました。地域の担い手として、今後も地域について考え、グループワークで出た意見を是非実行していってほしいです!
グループワークで出された意見をまとめました。
<グループワークの内容>
ビジョンの目標を実現するために地域ができること、私たちができることを考えよう
目標1:持続可能な暮らしと環境の島
(地域ができること)
・自転車専用通路を作る
・会社員や学生などにバス運賃の割引をする
・街灯を増やす
・働く場所を増やす
・地域の人が祭りなどを開催する
(私たちができること)
・街の良さを見つけていく
・テレワークを活用する
・自由度の高い仕事につく
・食、住、遊を保つための地域運動に参加する
・積極的に祭りに参加する
・伝統を受け継いでいく
・資源、資材を大切にする
目標2:食とエネルギーを生み出す島
(地域ができること)
・地域の食べ物を買う
・地域全体で、農家を支える
・農家の人たちが働きやすい環境を作る
・SNSなどを使って地域の食材を広める
・生産者と消費者が繋がれる機会を作る
・地域の子どもたちに地産地消について教える
(私たちができること)
・資源、資材を大切にする
・ゴミの分別をする
・海のごみを減らす(海を汚さない)
・太陽光パネルを設置する
・郷土料理などの歴史を受け継ぐ
目標3:危機や災害から生き残る島
(地域ができること)
・地盤を強くする
・防災減災に取り組むために訓練をする
・地域の学校で防災教育など定期的にする
・素早い情報発信を行う
・治水、治山整備
・防災意識を高めるためにイベントやポスターで周知する
(私たちができること)
・ハザードマップを確認する
・防災グッズを揃える
・普段から近所の人と交流しておく
・地域が提供する情報をこまめに確認する
・「おはしもて」を守る
目標4:観光客や移住者と共に発展する島
(地域ができること)
・空き家をリフォームして、カフェを作る
・地域で特産物を使った商品を開発して魅力を伝える
・海外の観光客に向けて英語の看板を設営する
・交流できるようなイベントを催す
・道をきれいにして、車を通りやすくする
・島内の移動手段を増やして観光しやすくする
(私たちができること)
・淡路島のおすすめ観光スポットをSNSで発信する
・快適に過ごせるような場所にするために掃除を徹底する
・地域の行事に積極的に参加して地域を盛り上げる
・英語を話せるようにする
・観光客との交流を増やす
目標5:全ての人が誇りを持って生きる島
(地域ができること)
・みんなが参加しやすいイベントを作る
・職業体験や、ふるさと学習を高齢者から学ぶ
・社会的弱者が生活できるような施設を作る
・高齢者が子どもを見守る場をつくる
・学童を増やす
(私たちができること)
・近所の方と会話を増やす
・地域の活動に参加する ・あいさつをする
興味がある方は
淡路地域のビジョンを共有し、淡路地域の未来について一緒に考える出前講座を実施しています。学校や組織、地域を学ぶ学習の場で、自分たちの将来を考える機会としてご活用下さい。興味のある方は、淡路県民局交流渦潮課へお気軽にご相談ください。
(連絡先)
淡路県民局交流渦潮室交流渦潮課
電話:0799-26-3480
FAX:0799-24-6934