素晴らしい兵庫の未来を提案
5月11日・18日、兵庫高校創造科学科の一年生の皆さんを対象に、次代を担う高校生と未来を考える「若者出前講座」を開催しました!
短い時間の中で大変だったと思いますが、関心のある3つの社会課題を選んで発想を広げ、素晴らしい兵庫の未来を考えてくれました。
グループ討議で出された、望ましい未来の姿!
活躍するシニア
高齢化、デジタル社会、格差の拡大という潮流から、まだまだ元気な高齢者がICTを駆使して、若い人と一緒に活躍できるよう、社会全体でサポートしている未来を展望
都市と田舎の共生
多自然地域の無人化、技術の進歩、生き方や暮らしの多様化という潮流から、都市から離れた田舎に、インターネットなどのインフラ整備を進め、田舎で暮らしたい人たちが、そこで暮らしながら、その地域の経済を循環させている未来を展望
都市集中リスクを分散する多自然居住
災害リスク、都市一極集中、高齢化という課題から検討。南海トラフの被害想定から、人口密集のリスクを再認識。若い子育て世代が多自然地域でも快適に暮らせる未来を展望
楽しく子育てできる社会
進まない男性育休、夫婦の家事育児分担、特別養子縁組制度の普及などの潮流から、社会全体で制度の理解を深める大切さを再認識。誰もが楽しく子育てしている未来を展望
自然と共にある暮らし
都市化により緑を植える場所がない、農業の人手不足、野生動物による獣害とう課題に対し、ビルや空き家を使った緑化、副業や教育の一環としての小中学生の農業参画、生物との共存を図るための里山保全の取組などを提案
多様性を認め合える社会
人種差別、外国語を話せないなどの課題から、外国人の多い兵庫県の未来を展望。ポケトークなどコミュニケーションツールとしてのICTの活用や、人種や言語、文化の違いを認め合っていくことの重要性を提言
安全を支える強靱な基盤
データ社会、南海トラフ地震、公益資本主義などの潮流から未来を展望。災害予測へのビッグデータ活用、データリテラシーを高める教育、災害対策など社会課題解決に対する企業参画等の重要性を提言
テクノロジー×自然災害
気候変更、南海トラフ地震、データ活用という課題から検討。空の写真を集めてゲリラ豪雨を予測するような、優れた企業の技術を自治体が最大限に活用している未来。さらにコミュニティのつながりを強化して地域レベルで防災力を高めている未来を展望
出前講座の概要
兵庫県計画課では、兵庫のビジョンを共有し、一緒に未来を考える機会として出前講座を実施しています。社会潮流を知り、さまざまな未来の可能性について学び、自分たちの将来を考える機会として、ご活用ください。詳細は以下のリンクからどうぞ!