「兵庫県のビジョンと政策」をテーマに開催!(神戸大学農学部)

投稿日2022.3.3

県の政策はどうやってできてるの?

2021年5月26日(水)、神戸大学農学部にて、中塚雅也教授の「農村発展論」の時間をいただいて、ビジョン課職員が兵庫県のビジョンと政策について講義を行いました。

受講者は3年生、4年生の計22名。日頃はオンライン授業とのことですが、せっかくの機会ということで、一部の学生さんがリアルで参加してくださいました。ありがとうございます。

中塚先生からは、県の政策形成プロセスの話をメインに、とのご依頼でした。そこで、県庁ってどんなところ、兵庫県ってどんな地域、県庁における政策形成の流れ、その実例として「小規模集落元気作戦(現地域再生大作戦)」立案の経緯、以上4点を、講師を務めた職員の体験談を交えて80分ほどお話しました。

鋭い質問がいっぱい

質疑応答では学生さんが鋭い質問を連発。

「たくさんの課があるのに驚いたが、課同士の連携は取れているのか」
「ビジョン課は幅広い仕事をしているが、専門の部局もある。どう役割分担しているのか」
「多額の借金をしているのに、地域再生大作戦のようなオリジナルな事業をする余裕があるのか」
「地方分権が進んでいるイメージを持っているが、県庁にいて実際どう感じているか」

ご質問に対する講師の考えはひとまず述べさせていただきましたが、一つひとつ掘り下げて議論してもよいような指摘ばかりでした。講義後のアンケートでも、いろいろな視点から多くの意見を寄せていただき、講師にとっても得るものの多い機会となりました。ありがとうございました。

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